いもこめ
ーいもこめパンと、いもこめおやつ。―
米粉とさつまいも粉を使った、
グルテンフリー&オイルフリーの
パンと焼き菓子。
小麦アレルギーの方々や、
消化器疾患や生活習慣病等により低脂質の食生活を実践している方々、
お米が大好きで毎日の米食のバラエティを増やしたい方々など、
おなかにやさしい美味しさが、
みなさまのもとへ、届きますように。
いもこめの3つの約束
① グルテンフリー&オイルフリー:グルテンを含む食材は使いません。グルテンフリーでありながら、全てノンオイル。
※ベーグルの具材の一部には、調理過程で米油やごま油を使用する種類もあります。
②手づくりへのこだわり:身体にやさしい美味しさを届けたいという思いから、ベーグルやシフォンケーキの具材は全て自家製。例えば、自家製のあんこは砂糖不使用。みりんや甘酒で甘さを付けています。
③ てんさい糖を使用:生地に使う甘味は、てんさい糖。腸内環境を整えるオリゴ糖が含まれています。パンや焼き菓子の種類によっては、黒糖やはちみつ、メープルシロップなど天然の甘味を加えています。
いもこめの良いところ
① グルテンフリーでありながら、オイル不使用でおなかにやさしい。
いもこめで作る、パンと焼き菓子は、全てノンオイル。胃腸疾患をもつ人は増加傾向にある中で、脂質を控えた食生活を実践している方々も、いもこめのパンや焼き菓子を美味しくお召し上がりいただけます。
②やわらかさの、もちが良い。
米粉パンには、時間が経つとかたくなりやすいという特徴があります。しかし、いもこめのパンと焼き菓子は、さつまいも粉のおかげで、やわらかさの持続性が高いんです。もちふわな食感を、お楽しみいただけます。
実際に、通常のさつまいもを粉砕したさつまいも粉末を米粉食パンに添加した研究において、米粉パンの硬化を防止できる可能性が指摘されています。
③ 国産さつまいも粉で、さつまいも粉の利用用途を拡大。
かんしょでん粉は、以前から清涼飲料などの甘味料の原料として利用されてきました。片栗粉の代用品として販売されていますが、スーパーではほとんど見られず、認知度が低いのが現状です。現在では、いももちやスイーツ、おせんべい、揚げ物など、その用途は多様化していますが、安価な輸入とうもろこしを原料とするコーンスターチと競合関係にあります。
データを見ると、でん粉供給量のうち、国内産いもでん粉は全体の1割にとどまり、約9割が輸入とうもろこしを原料とするコーンスターチなのです。特に、さつまいも粉の供給量は、国内産いもでん粉中のわずか15%となっています。
いもこめのパンと焼き菓子で、国産さつまいも粉を製造販売している方々を応援しましょう!
④米食に、新たな選択肢を。
国民1人あたりの米の消費量は1962年以降、減少しています。株式会社ビビッドガーデンが米の生産者を対象に実施したアンケートによると、約7割の生産者が将来の米産業を悲観的であると捉えているそうです。いもこめのパンや焼き菓子を食べて、日本のお米作りを応援しませんか?
お米が大好きな人。お米は好きだけど毎食は飽きてしまう人。パンが大好きだけどグルテンが身体に合わない人。油分を控えた食事をしたい人。米食の新たな選択肢を、バリアフリーに届けます。
さつまいも粉について
さつまいも粉は、かんしょでん粉とも呼ばれています。
国内産かんしょでん粉の原料となるさつまいもは、主に鹿児島県と宮崎県で生産され、普段目にする紫色のさつまいもよりも一回り大きく、白色で、でん粉が多いという特徴があります。
参照元
岸本真三市.かんしょでん粉の食品用途拡大に向けたJAグループ鹿児島の取り組み~こなみずき生産者部会の設立と安定供給に向けた体制作り~.砂糖類・でん粉情報,2017,p.8-21.(online)https://www.alic.go.jp/content/000143376.pdf
農畜産業振興機構alic.“「かんしょでん粉」について”.2017-12-28.https://www.alic.go.jp/koho/mng01_000159.html
農林水産省.“年間1人当たりの米の消費量をおしえてください。”.https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0405/05.html
農林水産省.“令和3砂糖年度・令和3でん粉年度における価格調整制度の各種指標の決定について”.2021-09-15.https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/chiiki/210915.html
ビビッドガーデン.“米の消費量減少を受け、食べチョクが「米の消費応援プログラム」を開始。”.2021-09-27.https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000025043.html